このコーナーでは美大受験に関するよくある質問・相談をまとめました。ここにない質問・相談は気軽にメールでどうぞ。
| Q0:私大はお金がかかるのでやはり国公立に行きたいです。どんな対策をとればいいですか? |
| 関西では、公立の京都市立芸術大学かあとは教育大の芸術系の学科・専攻ということになります。実技試験の科目は京都市立芸大が一番多いのでその対策をすれば教育大系の学科も対策できます。鉛筆デッサン・色彩構成・着色写生・立体構成の4科目を受験生になったらやっていくわけですが、描写力や色彩の基本的知識は1・2年生でじっくりと学んでおくとよいです。 学科との兼ね合いですが国公立はセンター試験を受けなければなりませんが、3教科のところが多いです。3年生になったら夏休みには苦手な分野の勉強をして、直前はセンター試験対策の問題集を繰り返しやるのがよいでしょう。7割強の得点率を目指してやりましょう。 学科と実技の配点は京都芸大が学科500点:実技750点で教育大系が半々のところが多いです。京都芸大はセンターで得点できれば有利と考えがちですが、実技の得点に実際は大きな開きがあるようです。見た目に少しの差でも得点にすると100点くらいになっていることが考えられます。ですから実技でかなりの実力がある人はセンターが5〜6割でも可能性は充分にあるといえます。 実技に自信のある人は芸大系、学科で確実に点数が取れる人は教育大系が有利になるでしょう。 |
| Q1:現在高校3年生。4月からで受験対策は間に合うでしょうか? |
| A:私大の公募推薦は11月から始まります。準備期間は約半年という短い期間になります。1・2年生からこつこつ準備を始めてきた人や、浪人生と一緒に試験を受けるわけですから、はじめるのが遅かったというのは言い訳にしないで、まずは夏休みまで志望校に向けて必死になってがんばってみましょう。アトリエの課題に加えて自主課題もやるつもりで、限られた時間を有効に使い努力することが大切です。実技はある程度慣れや経験も必要ですが、一番大切なのは「自分にできる全てのことをやる!」という強い気持ちでこれがあれば必ず結果がついてくるでしょう。実際に春からはじめて合格している人はたくさんいます。 具体的にどんな対策をするのかというと、4月から7月までは基礎課題が中心となりますが、志望の決まっている人は、その人の能力や進度に応じてできるだけ志望別の課題ができるように取り組んでいきます。8月は入試レベルの実践的な課題へと発展し、最後には模擬テストを行い、受験可能な実力がついているか判断します。2学期以降の対策と第2,3志望の受験校についても面談で話し合います。9・10月には推薦入試対策をとります。この時期に夏休みの成果が表れて実力がぐんと伸びるときです。この勢いにのって推薦入試合格をめざします。11月以降は推薦入試の結果を踏まえて、一般入試の対策や国公立入試対策になります。冬期講習と3学期の直前講習で時間をかけ、じっくりと力をつけます。 |
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Q2:現在高校1年生ですが部活などで充分な時間が取れません。どのような準備をしたらよいですか? |
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A:部活も高校生活でしかやれないことなので大いにやってください。実技に関しては、週1,2日でも時間の取れるときに少しずつやっていくとよいでしょう。集中講座を利用するのも良いでしょう。大切なのは、普段から自分の好きなことに関しての知識を深めたり、いろんな作品に接しておくということです。美大といっても、絵画とデザインでは勉強することが違うし、デザインの中でも何についてやりたいのかで志望校も変わってくるでしょう。受験生になって焦って考えるのではなくて、いまから積極的に行動していろんな事を感じて、余裕を持って受験にのぞめる体制をつくりましょう。私立大学志望の人は2年生の秋頃から実技に集中できる環境を作ることが望ましいでしょう。3年生の11月に推薦入試が始まりますので、それを焦点として約1年間の準備期間をとるのがベストでしょう。 |
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Q3:普通科の高校と美術系の高校に行っている人とでは、実力などどのくらい差があるのでしょうか? |
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A:絵を描いたり、物を作ったりするが好きである程度得意という人なら、普通科の人でもまったく心配はないです。普通科の人でも、毎年たくさんの人が美大に合格しています。個人差もあるので一概には言いにくいですが、多くの場合は、美術系高校の人の方が初めは道具の使い方やデッサンに慣れているので差があるように見えますが、2学期に入ると差はほとんどなくなります。 普通科の人は、入試対策としてのデッサンを描いたことが無い人がほとんどなので、初めての人からていねいに指導します。 |
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Q4:入りやすい(倍率の少ない)大学・専攻などあるのですか? |
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A:一般的には志望している人が多いほど、狭き門になるでしょう。2年制よりは4年制のほうが受験者の数は多いようです。 |
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Q5:受験する大学の実技がデッサンだけなのですが、ほかの科目は受講しなければいけませんか? |
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A:本校の基礎コースでは描写(鉛筆デッサン)と色彩構成と着彩が必修です。なぜかというとデッサンをやっていて色彩に役に立つことやその反対のことがあるからです。いろいろなことをやって総合的に力をつけておくのが良いです。受験コースになると、志望が決まっている人から早めに対策ができるように面談でどのような課題をするか、話し合って決めます。夏以降からはすべての人が各自の志望に向けた課題に取り組んでいきます。私大志望の人は第2志望受験のことなどを考えると、デッサンをはじめとして2科目くらいの受講が受験できる学校が多く、望ましいです。京都市立芸大志望の人は基礎コースの鉛筆デッサン、着彩、色彩構成に加えて、3年から立体構成の4科目を履修してもらいます。 |
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Q6:中学生ですが、美術高校の受験対策はいつからはじめるのが良いですか? |
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A:美術系高校の入試は大阪・京都では公立も私立も2月中旬になります。余裕を持って準備するなら、3年生の春からはじめるのが良いでしょう。本校では週2回のコースになります。それに加えて夏期講習10日間と冬期講習の8日間があればどんな人でもかなりの力がつくと思います。部活動などで時間が取れない場合は遅くても2学期からはじめましょう。3ヶ月以上集中してやればある程度力がつきますが、冬休みからでは充分な準備ができないまま試験を受けることになります。 |
| Q7:絵は得意で美術の成績はよい方ですが、美術高校受験はアトリエにいった方がいいのでしょうか? |
| 結論から言えばやはり、専門の先生に指導を受けたほうが良いと思います。もちろん通わないで合格する人もいると思いますが、アトリエに通えば今以上の力がつけられますし、一人でやるより同じ時間でも効率よく勉強できるからです。 美術高校の試験では一番多いのが鉛筆デッサンです。これはものをよく見て、写実的に描く力をはかります。ですから美術の授業だけでなく、こういった作品を描くことの練習をして、慣れておくほうがよいでしょう。それから高校受験はあなたのように絵が好きで得意な人がだいたい受験しますので、そういった人たちのなかで自分がどれくらいできるのか一度確認した方が良いです。高校のデッサン講習会などに参加して他校の人の作品を見てみることと、高校の先生に作品の批評をしてもらいましょう。 また本校では高校生の人も同じ教室で描いているので、参考になることも多いと思います。 |