美大・芸大の入試ではデッサンなど技術が求められますが、それ以上に必要なものがあります。
それは個性やオリジナリティと言われる、その人独自の表現です。
個性なんて持って生まれたものだ、天性のものだとよく言われますが、実は独自の表現を鍛えるのは簡単なのです。
それは、普段の生活の中で自分のアンテナに引っかかるもの(面白いもの、可愛いもの、きれいなもの…etc)を探し、
その物のどこが自分のアンテナに引っかかったのか観察する。
たったこれだけです。
自分と他人では同じ物を見ても、感じ方は違っているはずです。
自分が気に入っているもの、身の回りの物をもう一度改めてじっくり見て、どこが良いと感じたのか、
何が魅力的なのかを考えてみることで独自のテーマや表現ができるようになっていきます。
スクラップ帳参考
よく小説家や漫才師などが話を考えるためのネタ帳を持っているというエピソードを聞きますよね。
芸大・美大受験ならびに絵を描く全ての人もにとっても、ネタ帳は大切なのです。
日々の観察で気づいた事や感じた事などをネタ帳にメモし、考えを整理するためです。
考えをまとめるだけでなく、振り返った時に新たな発見ができたり後々自分の作品に使えるかもしれません。
その時、言葉をメモするだけでなく、簡単なクロッキーを添えたり写真や
パッケージなどの実物を張り付けるのもおススメです。
自分だけのネタ帳を作って、制作に生かしましょう!